菲太梅(ひため/メ、タ、モ、ン、♂、寄)




外見23歳程度(実年齢30歳)/172cm




俺/あんた、〜さん、〜ちゃん、呼び捨て




ニンゲン




桜都:桜都見廻組




「ごめんなぁ、素顔は見せられへんからお面で我慢したってや」
「お面なら色々あるで、能面に狐面にー…オススメはこれ、アヤカシになりきれるお面や!」
「軍人さんとか怖あてよう近寄らへんわぁ、物騒事は勘弁やでー」




【性格】
自身もお面を被ったニンゲンのお面屋。片時もお面を外さない姿は奇妙なものの、本人は至ってのらくらとした関西弁の青年で、のったりしながらも明るい性格をしている。
お面には幾つか種類があるようで、嬉しい時や悲しい時等それぞれ感情に合わせて素早くお面をすり変えているらしい。お面は多重構造なのか一番上のお面を剥いでもまた別の仮面が出てくるため、素顔を他人に明かす事は殆ど無い。
お面屋としての腕は確かなもので、精巧な造りのお面を売りに出している。特に十分な資料を得た上で人物のお面を作った場合、一見して本人と見間違える程のお面を作る事が出来る。
以前までは旅をしながらお面を売っていたが、今は桜都の温泉街で桜都見廻組を兼ねながらお面屋を開いている。


【素顔】
ニンゲンの身ではあるものの、昔アヤカシに呪いを受けたために素顔を無くしてしまった。言葉通り顔を持って行かれてしまったためお面の下には顔がなく、夜闇のような黒色しかない。呪いの性質的に視力や味覚、嗅覚は失われていないが、その顔を見た人の気をおかしくさせてしまう力を持っていて、それを防ぐためにいつもお面を着けている。
食べ物を食べる事は出来るが顔面で吸い込むような形になってしまうため、無闇に驚かせてしまうとして食事を他人と一緒に取る事は避けている節がある。呪いの効力により通力と不老の力を得ているが、本人は余り必要だとは思っていないようで、解けるものなら解きたいなとは思っている。

お面の下(顔面真っ黒注意※)


【昔】
7年程前、顔を亡くすまでは九十九松の天之尾に所属していたが、任務先でアヤカシに呪いを受けて顔を亡くした直後に失踪し、死亡したと思われていた。元々アヤカシには憎しみより親しみを持っていた上、当時軍警の仕事に嫌気がさしていた矢先の出来事だったために本人も良い機会だと思ったようで、亡くした顔を隠し、髪型を変え喋りを変えて全くの別人として生きて行く事に決めた。
バレないだろうと高を括りつつも軍警仲間に出会う事は避けているようで、道行きで出会うと微妙な顔をする(お面で見えはしないが)。



【能力】
呪いの力によって、被るお面に命を宿らせ、まるで生きているかのように表情を変えることが出来る。また、その応用で通力で強化した面を周囲に浮かせ、身を守る為に使ったりもする。
本来の能力ではあるが、一度見る事によって相手の動作や技をほぼ完璧に写し取る技能を持っている(へんしん)。軍警時代の産物か、自身もそれなりに武道の心得はあるらしい。これまでアヤカシの妖術等の技を写し取る事は難しかったが、呪いの力を得る事によってそういった特殊な技も扱えるようになった。技を覚えるペナルティは殆どないが、一度に覚えられる技は四つだけという決まり事がある。


▼衣装補足






お面を買って下さる方やお友達さん、過去の九十九松での知り合いさん、素顔を持って行ってしまったアヤカシさん等募集しております。
恋愛はBL・NL可、重要そうな関係は要相談でよろしくお願いいたします。




親:斐由イキ(いよし イキ) 【HP/Twitter



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