みぎり(デ,ス,カ,ー,ン,♀)
外見10歳/140cm
私/貴方、〜さん、〜様、呼び捨て
アヤカシ
宵街横丁:住人
「…香袋、買いますか、買いませんか」
「姉様を苛める方は、許しません」
「…興味、ありませんから」
宵闇横丁の中でも割と浅い位置に住むアヤカシ。
幼い姿をしているが、それに似合わず基本的に無表情で無感動な振る舞いを崩さない。
実年齢はもっと高いようだが、精神年齢は比較的幼い所で止まっているらしい。
小さな体に合わない小袖を羽織り、そこからはいつも一対の黒い影のような手が出ていて、彼女はそれを「姉様」と呼び慕っている。手の方もみぎりの事を可愛がっている様子で、みぎりが届かない場所のものを取ったり、商売の手伝いや用心棒もこなす。
普段は羅城門の手前や入ってすぐの場所でじっと通りがかるニンゲンやアヤカシを見たり横丁の自分の家にいる事が多いが、夜市が開かれる時は数々のアヤカシに混ざって彼女自身もちょっとした香袋の店を出す。
香袋は特殊なものが多く、完全に自分の匂いを消す香、ニンゲンやアヤカシの匂いを自在に纏える香、嗅いだ相手を惑わせる香、一度嗅げば三日は起きなくなる睡眠香など様々なものがある。勿論普通の香も置いてあるが、その品揃えもみぎりの気分でコロコロ変わるのが特徴。どの香袋も綺麗な布で丁寧に作られており、その細工を見初めて買っていく客も少なくはないという。
ちなみに万引き等は小袖の手である「姉」が敏感に察知し、持ち去ろうとした犯人の首根っこを問答無用で掴んで阻止する。
元々はニンゲンに紛れて暮らすアヤカシだったが、ある日ニンゲンに騙され唯一の肉親である姉共々命を落とした。その後、いつの間にやら今の姿に生まれ変わり、新たに宵闇横丁でアヤカシとしての生活を送る事となった。実際は生まれ変わるというよりは黄泉帰りに近く、本来なら幽霊と呼ばれるものだが、アヤカシ故か実体を持ったり霊体になったり自由に変化出来る。
小袖の手の姉も実姉であり、彼女も妹と同じ経緯を経て今の姿となった。生前は桜都の遊郭で働く遊女で、みぎりの羽織っている小袖はそんな彼女のお気に入りのものだったらしい。
そういった過去の経緯があってかみぎりと姉は二人とも余りニンゲンに良い感情を抱いておらず、少し距離を置く節がある。香袋の生地を買いに時折街に出るものの、周囲のニンゲンには殆ど興味を示そうとしない。
昔の事とかもがり(姉)についてのまとめ
無愛想な子ですが、仲良くして下さる方、面倒を見て下さる方など募集しています。
見た目は幼い子なので恋愛関係は難しいかもしれませんが、要相談という事でお願いいたします。
親:斐由イキ(いよし イキ) 【HP■/Twitter■】
◆名簿用アイコン